未公開株について
未公開株とは、その名の通り株式公開をまだしていない株式のことです。
未公開株というとニュースなどで事件として取り上げられることが多いので、一般的には何か怪しい株というイメージがあるかもしれませんが、そんなことはありません。
未公開株のメリットは、上場して株式公開すると、その公開直後には販売価格よりも市場価格が上回ることが多いので、大きな付加価値が付く場合があります。
しかし、実際には未公開株企業の実際の価値以上の株価が付く場合が多いので、一時的な現象で終わることもあります。場合によっては、未公開株が公開直後に5倍や10倍になることもあります。
このため、公開を控えた未公開株を安い価格で手にし、公開後に大きな利益を得ることが出来るのです。
そのため、未公開株というのは大変人気があり、注目している方も多いのですが、実際に未公開株を手に入れるのは難しくなっています。
このように見ると、未公開株にはメリットしかないようにも思えますが、実際にはデメリットもあります。
それは、未公開株が必ず付加価値が付き、公開後に大きく値を上げるとは限らないからです。未公開株は当然のことながら、公開されていないので、情報も少なく、かつ入手しにくいので、公開し、上場してみないとわからないことも多いのです。
また、未公開のままの株式は、売却するのも困難ですので、株取引初心がいきなり未公開株に手を出すのは控えた方が良いでしょう。
なぜなら、株を売って現金が必要というときに、なかなか売れないというリスクがあるからです。
未公開株は、証券取引所では売買されないため、証券会社でも取り扱うことは基本的にありませんが、ごく一部の証券会社では未公開株も取り扱っているところもあります。
なお、未公開株の売買の場を証券会社の業界団体である日本証券業協会が、1997年にグリーンシート市場を作って提供していますが、日本証券業協会の自主ルールによりグリーンシート市場以外の未公開株の扱いは、証券会社では原則として行えないことになっています。
未公開株の取引については、日本証券業協会でも注意喚起していますので、取引をお考えの方はご自身の責任で取引することを肝に銘じた方がよいでしょう。
関連リンク:
日本証券業協会 未公開株の勧誘にはご注意ください!
http://www.jsda.or.jp/html/oshirase/mikoukai.html
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