株取引入門
株は正式には「株式」といいます。
株式とは、企業が資金調達のために発行する有価証券のことで、一般的には株券を指します。以前は株券のことを企業が発行する「紙切れ」と表現することもありましたが、2009年の株式電子化に向けてその表現も使われなくなってきました。
株取引初心者の方にとって、ますます株式の実体がわかりづらくなりましたが、企業の経営権を株券という形に小さくして、株券の所有者におすそわけしたようなものだと考えるとわかりやすいでしょう。
例えば、企業全体で1000万個の株式を発行していたとします。そのうち100個を買えば、全体の10万分の1の経営権を手にした状態ということです。
全体から見ればわずかであっても、株を持っているということは、経営権を持っているということです。この特典として、株主総会で経営について意見をしたり、株主優待を受けることができるのです。企業の儲けを配当金という形で受け取ることもあります。
経営状態の良い、人気の企業の株の場合、その経営権を欲しいと考える人が増えます。多くの人が欲しがれば、当然、株の値段(株価)は上がります。これが「株が上がる」ということです。
反対に、経営状態が悪い、倒産寸前の企業の経営権を欲しがる人はあまりいません。そうなると、株の値段(株価)はどんどん下がります。この株価の変動を利用して、安い時に買い、高い時に売るのが株取引の基本です。
株券のことだけではなく、この株取引そのものを「株」と呼ぶ場合もあります。
株取引をこれから始める方は、株の売買を繰り返し、利益を積み重ねていくことを目的とするでしょうが、気に入った企業の株式を売らずに持ち続けることで発生するメリットもあります。例えば、株主優待がとてもメリットがあるなら、同じ企業の株を持ち続けることもいいでしょう。
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